■ページ設定
余白は、上下25.4 mm (=1")、左右23.5 mmがオススメです。文字数と行数を指定する(H)を選択し、字送り10.5 pt、行送り17 ptに設定。
文字サイズと行送りの関係が10.5 : 17 ≒ 1 : 1.1619になり、ほぼ黄金比(1 : 1.1618)になり中々良いバランスです。
これらの設定で、文字数は44字、行数は41行になります。
41行が気持ち悪い場合は、余白の上下を28.5 mmにすると40行になります。
40字にしたい場合は、余白の左右を30.9 mmにするとよいです。
■フォント
標準のフォントは、日: MS 明朝、英: Times New Roman。色々なところで指摘されていますが、英数字用にCenturyを使うのは避けたほうが良いです。
理由は、「太字や斜体のフォントを持っていない」、「古くてダサいイメージを持たれかねない」など。
余談ですが、電子媒体で日本語の斜体を使用するのはいただけません。非常に見にくいです。
パワポで斜体日本語たっぷりのスライドは読めたもんじゃありません。。
見出しのフォントは、日: MS Pゴシック、英: Arial。
日本語用にプロポーショナルフォント(=文字によって字幅が変化)を使うと、見出しに間延び感がなくなり良いと思います。
印刷して配布するだけならこだわりのフォントを使いたいところですが、Wordのdocファイルのまま扱うことを考えると、汎用性の高い=誰でも持っているフォントがオススメです。
■段落
段落で設定しておくとよいのは、「行頭の記号を 1/2 の幅にする(C)」をチェックしておくことです。これにより行頭にカッコなどが来た時に、微妙なスペースができなくなります。
段落前(B) 後(F)は0行、行間(N)は1行が基本です。
※フォントに「メイリオ」を使う場合などは行間を弄るとよい感じになります。⇒後述
■タブ
タブは「規定値(F)」を2字にしておくのが良いです。あまりガシガシとインデントを下げると格好良くないので、インデントに頼るのは程々に。
■その他
「メイリオ」フォントを使う場合は、そのままの設定だと行間が広くなりすぎます。これは初期設定では、段落設定の間隔「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる(W)」にチェックが入っているためです。
※ちなみに10.5 ptメイリオの最小の行送りは20.5 pt。
そこで行間(N)を「固定値」にして、間隔(A)をページ設定の行送りと同じptにすると全体に馴染みます。
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